こんにちは。二度目の登場、髙尾ゆきです。
ついに、千秋楽の日がやってまいりました。
この約2ヶ月間、芝居でも髙尾としても、笑って泣いての日々でした。
これまで経験したことのないことをたくさん見て、感じて、立ち向かって…。
そんな毎日でした。
その集大成として悔いのないように、今持っている力を全て出し切ることが出来れば、と思います。
さて、せっかくなので私の役所について少しだけ…。
わたくし髙尾ゆき演じる「殺戮のローズマリー」ですが、台本上の設定では西部劇の中に登場する盗賊という役です。
写真は、稽古期間使っていたガンホルダーとパイソンさん(銃)です。
こちらのモデルガン、実はライターなのですが… 女子の私にとってはかんなり重いのです。。
裏話として、ストップモーションの時にその重み故に腕がぷるぷるしてしまっておりましたが、本番は少しだけ軽くなりました。笑

劇中で”ローズ”というあだ名で呼ばれているため勘違いされやすいのですが、実際の”ローズマリー”は薔薇ではなく、シソ科のハーブの一種です。
よく洋食のお肉やポテトの上に添えられていたりします。
ちょっと興味が湧いてネットで検索したところ、ローズマリーの持つ意味にとても心を惹かれてしまいました。
ローズマリーは「海のしずく」という意味で、ヨーロッパでは”記憶”や”友情”と言った意味を持っているそうです。
私はローズマリーという役に向き合う際、ハクエイとスターとの友情関係、3人で一緒に過ごした日々の記憶などを鍵として演じていました。
そして『変わらぬ愛』の象徴でもあるのだそうで…。
それ以外にも、ローズマリーの持つ花言葉全てに、ローズの全てが詰まっているような気がして、私の中で戦慄が走りました。笑
観てくださった方、配信含めこれから観るよという皆様から見て、静かな力強さを持った素敵なローズマリーに見えていたら嬉しいです。
本日楽日。最後の最後まで集中して、皆様に届けます。
*ローズマリーの花言葉*
「追憶」「思い出」「記憶」「貞操」「変わらぬ愛」「誠実」「親切」「私を思って」「静かな力強さ」「あなたは私を蘇らせる」
ローズマリー役 髙尾 ゆき